Amazon S3

AmazonS3ストレージメニューとは

Amazon S3(Simple Storage Serviceの略)とは、Amazon.com, Inc.が提供するAmazon Web Services(AWS)のストレージサービスです。
AWSインフラを利用すると言う信頼性に加え、データ転送・保存の単価が安くコスト面でも利用価値があります。
ただ直接Amazon S3のサービスを運用するには、開発者向けに提供されているAmazonWebServiceのアカウントを作成し、専用APIをプログラムから呼び出すか、AWSの提供するManagementConsoleページにて操作を行わなくてはなりません。
CMS on Demandでは、Amazon S3のサービスを意識することなく当該サービスを利用できるメニューをご用意いたしました。

利用メリット
  • ストレージ上のコンテンツ/ファイル等はCMS on Demandの管理対象外となります。
    CMS上の容量上限を気にせずご利用いただけます。
  • 公開サイトに公開されるコンテンツ/ファイルではありませんが、
    アップロードしたS3上のファイルはファイル毎にURLが存在するため、公開サイト内にリンクすることが可能になります。 公開サイトとは関係なく、過去のアーカイブデータ置き場や制作会社間の素材データ受け渡し場所としてご利用いただく事も可能です。
  • ストレージ利用にあたって、別アカウントでのログインは不要です
利用デメリット
  • ストレージ利用料は従量課金となります。 アップロード容量に加え、通信時の転送容量も課金対象となります。
  • CMS on Demand経由でアップロードしたコンテンツは全てインターネット上に公開されます。 機密ファイル等、インターネット上に公開出来ないファイルのアップロードはお控えください
ご利用を希望されるお客様は、サポートまでお問い合わせください。

設定及び利用

オプションのお申し込み完了後はアクセスキーIDの設定をサイト設定にて行います。
その後、コンテンツのAmazon s3メニューより利用可能です。

ローカライズAI

ローカライズAIとは

AI技術を利用した品質の高い翻訳機能をCMSonD内のサービスでご利用いただけます。
さらに、翻訳辞書ツール(用語集アプリ)を使用することで思い通りの翻訳を実現します。
ファイルの翻訳機能

ファイルのローカライズ

対象のファイルを翻訳して、新規ファイルを作成します。
翻訳後のファイルをダウンロードすることもできます。

【操作手順】
1.ファイル操作で、翻訳対象のファイルを選択し、右クリックメニューかファイルタブの「ローカライズ」を押下するとローカライズ画面がポップアップ表示されます
2.翻訳元言語を選択します(用語集リストを利用する場合)
3.用語集リストを選択します(用語集リストを利用する場合)
※用語集リストは存在する場合のみ、翻訳元言語選択後にプルダウンへリストへ反映されます
4.翻訳先言語を選択し、翻訳ボタンを押下します
5.右側に対象の言語に翻訳されたファイルが作成されますので、保存先パスを指定して保存します

※保存先について、デフォルトは翻訳対象のファイルと同じフォルダ内に作成されます

ファイルを翻訳してダウンロード

対象のファイルを翻訳してダウンロードすることができます。

【操作手順】
1.ファイル操作で、翻訳対象のファイルを選択し、右クリックメニューで「翻訳してダウンロード」を押下するとファイル翻訳画面がポップアップ表示されます。
2.翻訳元言語を選択します(用語集リストを利用する場合)
3.用語集リストを選択します(用語集リストを利用する場合)
※用語集リストは存在する場合のみ、翻訳元言語選択後にプルダウンへリストへ反映されます
4.翻訳先言語を選択します
5.「翻訳対象文字数、および翻訳制限文字数を確認しました。」内容を確認しチェックします
6.上記チェック後、翻訳ボタンが有効になりますので、「翻訳&ダウンロード」ボタンを押すとローカルに翻訳ファイルがダウンロードされます

フォルダ配下を一括翻訳してダウンロード

フォルダ配下のファイルを一括翻訳してダウンロードすることができます。

【操作手順】
1.ファイル操作で、一括翻訳対象のフォルダを選択し、右クリックメニューで「フォルダ配下を一括翻訳」を押下すると一括翻訳の画面がポップアップ表示されます。
2.翻訳元言語を選択します(用語集リストを利用する場合)
3.用語集リストを選択します(用語集リストを利用する場合)
※用語集リストは存在する場合のみ、翻訳元言語選択後にプルダウンへリストへ反映されます
4.翻訳先言語を選択します
5.ファイル数の数字部分がリンクになっており、こちらをクリックするとファイルリストが表示されます。
 配下のフォルダ単位で翻訳対象に含めるか指定ができます。翻訳対象から外す場合チェックを外します。
6.「翻訳&ダウンロード」ボタンを押下します
7.チェックが終わると、ファイル数・翻訳対象文字数・文字数制限が表示されますので確認したら
「翻訳対象のファイル数と翻訳対象文字数、および翻訳制限文字数を確認しました。」にチェックをします
8.上記チェック後、翻訳ボタンが有効になりますので、「翻訳する」ボタンを押して、完了後ダウンロードボタンを押してローカルにダウンロードします

用語集管理アプリ

用語集管理アプリについて(翻訳辞書ツール)


用語集管理アプリを利用することで、翻訳時に特定の文字列の翻訳内容を指定した文言で翻訳を実施することができます。


【操作手順1】用語集を追加します

1.ローカライズAIアプリの用語集管理タブで、「用語集の追加」ボタンを押します

2.用語集名、翻訳元言語、翻訳先言語、サンプルエントリ(翻訳元エントリ、翻訳先エントリ)を入力して保存します

【操作手順2】エントリを追加します

1.対象の用語集を選択します(選択された用語集は青色で表示されます)

2.下部に用語集に紐づくエントリが表示されます

3.「エントリの追加」ボタンを押下します

4.翻訳元エントリ、翻訳先エントリを入力します

5.入力後、「用語集更新」ボタンが有効になりますので、押下すると保存されます


【その他】用語集のエクスポートやインポートでデータの更新ができます
・対象の用語集エントリでcsvアイコンをクリックします
・BOM付きにチェックをしてエクスポートボタンを押すとcsvがローカルにダウンロードされます
・インポートしたいファイルを選択してインポートボタンを押すと、インポートによる用語集の更新ができます
差分更新はサポートされていません。削除新規ですべてのデータが更新されます。
プロファイル機能

機能概要

翻訳に関する仕様の設定、アプリやファイル操作側に表示される言語リストの表示設定、翻訳時に用語集を指定しなくても適用されるデフォルト用語集など、様々なカスタマイズができます。

プロファイルの初期構成について

ローカライズAIでは構成プロファイルを登録ことが可能です。
初期状態では”Default”のプロファイルが登録されています。

追加ボタンを押すことで新たにプロファイルを追加することができ
ファイル操作やアプリなど分けて割り当てることができます。

翻訳に関する設定

以下の項目では翻訳に関する設定を行えます。

■split_sentences:文章の分割に関する設定
■preserve_formatting:翻訳エンジンが元の書式を優先するかの設定
■formality:翻訳されるテキストの形式を設定
■ignore_tags:翻訳を実施しないタグを設定
■context:翻訳をサポートするコンテクストを設定

詳細については、追加ボタン横に「パラメータについて」を押下すると説明ダイアログ(日本語・英語・中国語)が表示されますのでご参照ください。

言語リスト表示順序の設定

ファイル操作やアプリなどで表示される翻訳元言語や翻訳先言語について、表示する言語とその順番を指定してカスタマイズできます。

【変更手順】
・言語順リストの設定ボタンを押下すると言語順リストのダイアログが表示されます。
・翻訳元言語と翻訳先言語で表示しない言語はチェックを外します。
・翻訳元言語と翻訳先言語で、表示する言語の順番をドラッグ&ドロップで入れ替えます。
・最上部にある有効にチェックをして、プロファイルの保存ボタンを押下します。
 ※有効にチェックがない場合や、保存しない場合は適用されませんのでご注意ください。

■言語リストをデフォルトの状態に戻したい場合は、言語リストダイアログの
 右下に「リセット」ボタンがありますのでご利用ください。

デフォルト言語の設定

デフォルト用語集を設定することで、用語集を選択しない場合でも指定した用語集が翻訳時に適用されます。
初期段階では、用語集に存在する各言語の一番新しく作成されたものが選択されます。
設定画面より、追加した用語集の設定・変更や適用外にするための削除などができます。

プロファイルの初期化

プロファイル構成タブの右端にある「プロファイルの初期化」で、追加・変更していたプロファイル構成を
デフォルトの状態に戻すことができます。

翻訳に関する設定、言語リストの表示設定、デフォルト用語集設定の全てが初期化されます。